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Frauenliebe und Leben
Susan Platts (Mezzo-Soprano), Rena Sharon (Pf)

レーベル;ATMA Classique 入手性;輸入現行盤
CD番号;ACD2 2586 お気に入り度;★★★★☆
録音年月日;2007年10月28日〜11月1日 録音;DDD 資料的貴重度;★
収録時間;63分45秒 音質    ;★★★★


収録曲
    ローベルト・シューマン

  1. 女の愛と生涯・作品42

  2. クララ・シューマン

  3. 私は暗い夢の中で立っていたOP.13-1
  4. 我が星
  5. 花よどうして泣くの OP.23-1
  6. 美しさゆえに愛するのなら OP.12-4
  7. おやすみ

  8. ヨハネス・ブラームス

  9. おまえの青い瞳よ OP.59-8
  10. 我らはさまよった OP.96-2
  11. 憶する心 OP.72-4
  12. 私は夢を見た OP.57-3
  13. 狩人 OP.95-4
  14. 乙女は語る OP.107-3
  15. 甲斐なきセレナード OP.84-4
  16. ひめごと OP.71-3
  17. 別れるべきなのか OP.33-12
  18. 憩え、愛しい恋人 OP.33-9(CDはOP.39 No.3と誤記)
  19. 調べのように私を通り抜ける OP.105-1
  20. 私の恋は緑に燃え OP.63-5


コメント

この解説を書く上で、印象を言葉にする為に何度も聴き直さなければならないCDが大半ですが、このCDは最初に聴いた時にある言葉が浮かびました。それは、、

純白の木綿に包まれて眠る時の子守歌

スーザン・プラッツの声を聴いて、キャスリーン・バトルのベルベットの様な輝きとも、ラン・ラオのクリスタルの様な突き抜ける透明感とも違い、誠実さと素朴さが伴う白い木綿の様なソプラノだなと思いました。しかし後日CDを確認してビックリ。彼女はソプラノではなくメゾソプラノで、時にアルトの音域も歌う歌手なのでした。冷静に聴けば確かにソプラノにしては豊かな、太い低域が伴っていますが、ソプラノと言われても何ら遜色ない音域と声質を持っています。
次に個性的だと思ったのが歌唱そのもので、実に丁寧に柔らかく歌い上げます。曲そのものはテンポの早いもの遅いもの、短調長調入り混じっていますが、全体的にテンポを遅めにとって、短調であっても感情を鋭く表現するのではなく、柔らかく、細部まで緻密に表現しながら歌い上げます。始めて聞き通した時の印象が「全曲子守歌の様な心地よさだなぁ」でした。
クララの曲、「私は暗い夢の中で立っていた」「花よどうして泣くの」「美しさゆえに愛するのなら」「おやすみ」は元々ゆったりとした曲ですが、正に子守歌の様なアルファー波で満たされるような歌唱になっています。2曲目の「我が星」は逆にテンポの早い曲ですが、プラッツほどに細部を丁寧に、ゆったりと溜めを作って歌った歌唱を知りません。
プラッツの様な歌唱は個性的であるがゆえに好き嫌いがあっても不思議は無いと思います。私個人はとても好きな歌唱で五つ星を付けたいのですが、最後の一つは白星としてきます。

スーザン・プラッツは英国生まれのカナダ人。2004年5月にジェシー・ノーマンにprotegee(辞書では弟子という意味ですが、本人に選ばれているので後継者という雰囲気でしょうか?)として選ばれ、以後ノーマンの指導を仰ぎながらメゾソプラノ、アルトの領域で多くの活動をしています。CDはこのCDで既に5枚目になります。女性アーティストらしく、生年や年齢などの情報はライナーノーツにも本人のサイトにもありませんでした。

レーナ・シャロンもカナダ人。19才からアメリカを中心としたコンサート活動を始めており、現在はバンクーバーにあるブリティッシュ・コロンビア州立大学のピアノ科の教授をしています。やはり年齢に関する記述は一切ありませんでした。



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