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Clara Schumann, Fanny Mendelssohn, Alma Mahler |
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| レーベル;Arcobaleno(ベルギー) | 入手性;海外現行盤 | |
| CD番号;AAOC-93292 | お気に入り度;★★★ | |
| 録音年月日;不明(1994年?) 録音;DDD | 資料的貴重度;★★ | |
| 収録時間;54分41秒 | 音質 ;★★★ | |
クララ・シューマン、ファニー・メンデルスゾーン、そしてアルマ・マーラー。夫、または弟に現代でも著名な作曲家を持つが故に比較的名前の知られた女流作曲家の歌曲を集めたCDです。Claudie Verhaegheはフランス生まれのソプラノで、Jean Micaultはコルトーに師事したピアニスト。写真を見る限りにおいてお二人とも既に熟年といえるお姿をしています。
お二人のお知り合いで、ピアニストのJean Micault氏に師事されたという方からご連絡を頂きました。Jean Micault氏は2003年で79才、Claudie Verhaeghe女史は47才。二人は夫婦だそうです。(2003.10.20.追記)このCDの特徴は、とにかく情感表現の起伏が大きい歌唱とピアノ演奏にあります。熟年パワーとでも言いましょうか、Claudie Verhaegheがあらん限りの力を込めて熱唱し、Jean Micaultの伴奏もそれにピタリと寄り添っています。弱音の部分でも他のCDを基準にすればメゾフォルテぐらいの力強い歌唱&演奏が繰り広げられ、強奏部分ではこれ以上は出ないというぐらいの声を振り絞って歌い上げています。クララとファニーの歌曲は個人的に聴き慣れた物ばかりですが、元気の良い熟年パワーの歌唱によって全く別の曲のような息吹が与えられています。
アルマ・マーラーの作品は沢山あるようですが、出版されているのは三つの歌曲集、ふたつの「5つの歌曲」と「4つの歌曲」だけだそうで、いずれにも作品番号はありません。このCDに収録されているのは最初に出版された「5つの歌曲」全曲と「4つの歌曲」から第一曲と第四曲の抜粋です。曲風はクララやファニーと比べるとかなり前衛的(?)なもので、その違いはローベルトやフェリックスとグスタフの距離感よりもより大きな物を感じます。
このCDの残念な点は、クララの作品13とアルマ・マーラーの5つの歌曲を除いて全曲演奏では無い事です。CDのコンセプトが「(知られざる)女流作曲家の歌曲集」になっているので、抜粋でお茶を濁しています。
録音は少しヒスノイズが多くアナログ録音か?と勘違いしますが、アナログ特有の音のまろやかさには欠けて、良くも悪くも粒立ちの良いデジタル臭い音です。
このCDは2001年9月現在、Amazon.com、CD Universe、バークシャーレコードのカタログに掲載されています。