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100ドイツマルク紙幣
欧州通貨がユーロに統合される前の100ドイツマルク札に、クララの肖像が使われていました。ドイツマルクのお札の半分には女性の肖像が使われていましたが、100マルクはドイツマルクの中でも流通量の多い紙幣でしたから、100ドル紙幣と並んで世界で最も流通していた紙幣のひとつでした。それ故にクララの顔は金融機関の人達には馴染み深いものだったと思います。オリジナルの肖像よりも、心なしか丸顔で、表情も穏やかです。
こちらは裏面です。中央にクララが1828年10月にライプツィッヒ・ゲバントハウスにデビューした際に使ったピアノの絵が添えられ、右端には音叉が5本あしらわれています。なおこのピアノにはペタルが4本描かれています。絵を描いた人の単なるミスだと言われていますが、この紙幣の生涯に渡って修正されませんでした。
左の写真がオリジナルのクララの肖像画の同一部分です。こちらの肖像の方が細面で美人に描かれていると思います。
右の写真がこの肖像のオリジナルになったピアノ(Hammerflugel von M. A. Stein Wien um 1825)ですが、もちろんペダルは2本です。ピアノの写真はCD(querstand VKJK 9922)の解説書から転載しています。


80ペニッヒ切手
通貨がユーロに統一される前の(西)ドイツの80ペニッヒ切手にやはりクララの肖像が使われていました。100マルクの肖像と同じ構図ですが、表情は微妙に違います。また描き方も鉛筆でササッと書いた印象です。
左の切手は東西ドイツ統合前の東ドイツの20ペニッヒ切手。シューマン没後100年を記念して1956年に発行されました。同じ絵柄で緑色の10ペニッヒ切手もありました。また初期の切手には背景の楽譜がシューベルトの物になっているエラー版も存在しています。
ハンサム&美人な夫婦の切手ですが、現役時代は東西泣き別れになっていました。

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