ビルカー通りの情景


ビルカー通りは、デュッセルドルフ最大の繁華街ケーニヒスアレー(Königsallee)から4区画西にある、南北たった二区画の小さな通りです。その北半分の区画にシューマン夫妻が最後に住んだ家があります。ローベルトが投身自殺未遂を図ったライン川までは、歩いて数分です。

ライン川は大型船が行き来する大河で、川幅は広く、水量も非常に多いので、日本人にとっては川と言うより運河と言った方が正しくイメージ出来るかも知れません。

以前はシューマン夫妻の家の二軒北隣にクララ・シューマン音楽学校があったのですが、移転していました。またその斜向かいにはローベルト・シューマン協会もあったのですが、こちらも移転していました。なおローベルト・シューマン協会は帰宅後にインターネットでチェックしたら、シューマン夫妻の家に移ったようです。
ただ夫妻の家の表にはその様な表札は有りませんでした。玄関の右側の柱にあるシューマン夫妻のレリーフの下にある標記は「1985年までここにローベルト・シューマン協会があった」という物で、逆に言えば現在は無い、という意味ですから。ま、何れにしてもデュッセルドルフでは最も相応しい場所に戻った事は喜ばしいかぎりです。


ビルカー通り南端のSchwanenmarktとの交差点の情景です。
同じ交差点の反対側(東側)に立って、通りの西側面を眺めた情景です。遠方にシューマン夫妻の家が見えています(赤矢印)。
ビルカー通り中央の、Bastion通りとの交差点です。シューマン夫妻の家は二件目です。
ビルカー通り北端の、Benrather通りとの交差点です。これはBenrather通りをライン川方向に見た情景です。
同じ交差点からビルカー通りを南方向に眺めた情景です。シューマン夫妻の家が見えています(赤矢印)。

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