ボンのシューマンハウス
(2007年7月取材)

ローベルト・シューマンは1856年7月29日、入院中のエンデニッヒの精神病院で息を引取りました。エンデニッヒは現在のボン市にあり、その精神病院跡が現在シューマンハウスとして公開されています。ここにはシューマン夫妻に関する数多くの資料や遺品が展示されていますが、残念ながら土日は閉館なので、私が訪問した時には表から建物を見るだけでした。


シューマンハウスはボン中央駅から南西に1.5km程の距離にあります。最寄りのバス停までバスの便がありますが、運動がてら歩いても駅から20分程度です。
バスを利用される場合は、ボン中央駅北東側にあるバスセンターから、622, 623, 632, 635の何れかの路線に乗り、ここ「Alfred-Bucherer-Strasse」で降ります。シューマンハウスはこの写真の正面の林の裏側にあり、正面の車両通行止めの道路を50mほど歩けばすぐ左手に建っています。
車両通行止めの道を歩き、通りに出るとこの標識があります。精神病院の場所として伝記に出てくる「エンデニッヒ」の地名は現在も残っていますが、シューマンハウスからは少し東側(この写真の右側)になるようです。少し歩くとEndenich Strasseという道があります。シューマンハウスはこの写真の左手すぐのところに建っています。
シューマンハウスの正面写真です。
玄関前にはローベルト没後150周年記念で2006年7月29日に除幕されたローベルトの顔のブロンズが建っています。普段見るローベルトの顔よりもかなり太っていますが、亡くなる直前のローベルトはこの様に太っていたのかも知れません。
左は玄関前の表示で、月曜、水曜、木曜、金曜の11時〜13時半と15時〜18時しか開館していません。働いている人には辛い開館時間です。
右は建物左側の壁面にあるローベルトのレリーフです。上のプレートの下部にはローベルト・シューマンの名前の下に、1810年6月8日ツヴァイカウで生まれ、1856年7月29日にこの建物で亡くなった、と記されています。
ここから反時計回りに建物をぐるりと一周します。先ずはライトクォーターの全景写真。

建物の右側面です。綺麗なバラの花に囲まれています。
建物の裏側に出たところです。この写真を撮っているカメラマンの後ろ側に、シューマンハウスのオープンカフェがあります。
建物後ろ側の正面写真。
建物左側面です。建物の裏側と左側のスペースは一般住人の駐車場になっています。

2007年7月29日、ローベルトの151回目の命日に更新

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