バーデンバーデン・リヒテンタール散策
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2009年11月15日にドイツ・バーデンバーデン市のリヒテンタールを4時間ほど散策しました。
バーデンバーデンは温泉保養地として有名ですが、クララは42歳の1862年7月にリヒテンタール街14号に別荘を購入し、翌1863年から1873年までの10年にわたり夏の間(5月〜9月)をこの地で過ごし、残りの期間はベルリンに居を構えつつ演奏旅行に費やしました。ブラームスもクララを追いかけるように1865年から1874年までリヒテンタールに移り住んでいます。
クララの別荘は既に残っていませんが、その跡地に建てられた民家にはそこにクララが住んでいたというプレートが貼られています。ブラームスの住居の方はオリジナルが保存されて、現在はブラームス・ハウスとして当時に近い状態で公開されています。上の地図で分かるように、リヒテンタールはバーデンバーデン市の中心部から南東に4kmほど離れています。ブラームスの家はクララの別荘から1km程度、歩いて15分ほどの距離です。クララの家に足繁く通うにはちょうど良い距離ですね。
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リヒテンタール(光の谷)はとても美しい谷間の街で、ブラームスハウスの管理人のおばさんによれば、夏は本当に美しく、観光客で溢れかえるとの事でした。しかし日本人の私には秋の紅葉に彩られたリヒテンタールもまた美しく、この日は十分に自然を堪能しました。
散策はブラームスハウスの側にあるクララ・シューマン・プラッツ(広場)からスタートして、まずブラームスハウスを見学。次にクララの別荘跡までハウプトシュトラーセを歩き、別荘跡周辺を撮影。そこからバーデンバーデン中心部まではリヒテンタールアレー沿いの、芝生と川に挟まれた遊歩道を歩きました。
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