パート1:デュッセルドルフからライプツィヒへ
クララ生誕の地、ライプツィヒ訪問の写真旅行記はデュッセルドルフ空港のファーストクラス・ラウンジ(ルフトハンザ航空・セネターラウンジ)から始まります。「さすが、私に相応しくリッチで優雅な旅!」という訳ではなく、この時1ユーロ170円というユーロ高のせいで、ホテルで朝食を食べると20ユーロ(3400円)以上もかかるので、タダで朝食を食べられるラウンジに早めに行ったのでした。私の知人がスターアライアンスのゴールドカードを持っていて、ラウンジへの出入りが同伴者(=私)を含めて自由なのです(笑)。
という訳で、2007年6月30日、朝5時半にホテルを出て、6時過ぎにはチェックインを済ませてこのラウンジに居ました。革張りの大きな椅子があり、写真左手のコーナーで軽食や飲み物を自由に取る事が出来ます。
この日搭乗する飛行機はルフトハンザLH870便。一日一本しか無いデュッセルドルフからライプツィヒ・ハレ空港への直行便です。これ以外は全てフランクフルト経由の乗り継ぎになります。
飛行機はとても小さな、双発のプロペラ機でした。私がドイツに出張していた日は天候が不安定で、毎日豪雨の様な雨が降っていました。この日の朝もデュッセルドルフの空は雨が降ってきてもおかしくないものでした。ライプツィヒの天気予報もシャワー(時々降る大雨)があるとのこと。どうなることやら...
デュッセルドルフを飛び立つと、低く立ちこめた雲の上に出ました(上段の写真)。ところがライプツィヒに近づくと雲が切れて、綺麗な大地が見えてきました(下段の写真)。クララは「光輝く人」であり、光で私たちを迎えてくれているのかも?
ライプツィヒ・ハレ空港に到着です。天気予報がウソの様な綺麗な青空です。
この空港は滑走路とターミナルが数キロ離れていて、その間に高速道路が走っています。飛行機は着陸後しばらく「飛行機用道路」を時速80kmぐらいの速度で走り、高速道路(アウトバーン)を橋で渡ってターミナルに行き着きます。私の乗った飛行機は小さすぎて、ターミナルの側で滑走路に降ろされて、バスでターミナルに向かいました。
空港ターミナルとドイツ国鉄の駅はつながっていて、動く舗道で行く事が出来ます。どの国でも小さな女の子は可愛いですね(娘持ちの親馬鹿なもので(^^;\(-"-))
鉄道の切符を買い、ホームで刻印機に切符をさし込み「乗車日時を刻印」してから列車に乗ります。そうしないと切符を持っていても高い罰金が課されます。列車は普通列車ですが、ドイツ国鉄は二階建ての車両です。ライプツィヒ・ハレ空港駅からライプツィヒ中央駅までは15分ほどの旅です。
ライプツィヒ中央駅に到着。ホームが20以上もある巨大な駅でした。駅舎内にはお店も多く、食事や買い物には困りません。
ライプツィヒ中央駅の駅舎です。駅前には路面電車(トラム)のホームがあります。駅舎の反対側(この写真を撮っているカメラマンの背中側)にある観光案内所で8.9ユーロで「ライプツィヒカード」を購入し、トラムに乗ります。このカードがあると一日中トラム、バスが乗り放題になり、また主な観光施設の入場料が割引になります。


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