パート2:ローベルト・ブルーム・シュトラーセと
シェーネフェルト記念教会外観
【シューマン夫妻が結婚した教会と、その南側のローベルトの名を冠した道路】

ライプツィヒに到着して、最初の目的地はクララとローベルトが結婚式を挙げたシェーネフェルト記念教会です。トラム1番「Mockau」行きに乗車します。
上の時刻表示板は面白くて、日本流の定刻表示ではなく、最新状況による発車予想時刻が表示されているようでした。その予想(予報)頻度が30秒間隔ぐらいで、30秒ごとに発車時刻が数分変わるという不可思議な表示でした。
トラムに乗り、九つ目の電停「Rathaus Schoenefeld」で降ります。教会の牧師さんとの約束の時間(10時30分)には少し時間があったので、先に周りを散歩することにしました。
散歩の場所は教会の南側の小さな道路「Robert-Blum-Strasse」です。意味は「ローベルトの花開いた(夢が叶った)通り」です。
以前、サイトのお客様のSさんに写真を頂いていたので「何もない道路」である事は知っていましたが、本当に何もありません(^^;
途中、他の道路との交差点ですが、どの家もさびれていて、人気も殆どありません。
ほぼ教会の裏手まで来ましたが、御覧の通り、何もなし...
木と木の間から、突然美しい教会が現れました。
これがRobert-Blum-Strasseの終点、Zeumer-Strasseとの交差点の標識です。
教会の西側を走るZeumer-Strasseから見たRobert-Blum-Strasseの終点です。
Zeumer-Strasseを歩き出すと直ぐに教会の塔が見えてきました。空は曇っています。
教会の正面入口です。普段は鍵が掛けられて入る事が出来ません。
と、この時突然に雲間から太陽が現れました。またもや光輝く人(クララ)が私たちを迎えてくれているかのようです。
参考までに、翌日ボンのシューマン夫妻のお墓を訪ねた時にも、お墓に到着すると曇っていた空が一瞬晴れて、太陽がお墓を真正面から照らしたのでした。その後また曇り空に戻りました。本当にこの旅行では要所要所でいつも太陽に迎えられました。
Zeumer-Strasseの終点から見た教会の全景です。夏に訪問すると木々が生い茂り教会の姿が見えにくくなっています。既に空は曇っています。


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