パート3:シェーネフェルト記念教会(1)
【クララ&ローベルト・シューマンが結婚式を挙げた教会】

教会の左側にある赤レンガのこの建物が信者会館で、牧師さんの執務室があり、また平日の礼拝が行われています。
このドアを叩くまでも無く、10時半ピッタリに牧師さんが外に出てきて私たちを出迎えてくれました。教会へは正面の門まで道路を歩くのではなく、信者会館脇のこの門から入りました。
門を入るとこの石畳の道がありました。
教会の脇にある大きな石のモニュメントです。
今、私たちの為に教会の扉が開かれます。
入り口にある配電盤を操作されて、聖堂内に明かりが灯った直後の写真です。クララとローベルトが結婚した場所に入る、感動的な一瞬でした。
トルステン・ハインリッヒ牧師です。我々が写真を撮りやすいように、祭壇の周りの雑貨(マイク等がありました)を片づけてくれて、ロウソクに火を灯してくれました。
聖堂の二階の廊下に飾られていた、1813年の諸国民戦争(ロシア、プロイセン、オーストリー連合軍と、ナポレオンが率いるフランス軍がライプツィヒで戦った戦争)時に破壊されたシェーネフェルト記念教会の絵です。
聖堂の全景です。1840年9月12日、クララとローベルトはこの祭壇で結婚式を挙げました。
白い壁に囲まれた、綺麗な祭壇です。クララの実母マリアンネ・バルギールと、友人エルンスト・ベッカーのふたりだけの参列者を伴って、ローベルトの若いころの友人ウィルデンハーン牧師により、クララとローベルトはこの祭壇で結婚式を挙げました。 
斜めから写すと、教会の一階と二階の構造が分ります。二階にも座席が用意されていて、礼拝の時には二階まで信者の方々が参列されるのだと思います。
聖堂後ろ側にあるオルガンです。銀色のパイプ、金色の装飾、純白の本体。小さめですが極めて美しいパイプオルガンです。教会を去る前に、牧師さんからこのオルガンで演奏したシューマン夫妻のオルガン曲のCDを分けて頂きました。とても貴重なCDです。(詳細はこちら


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