パート8:聖トーマス教会

聖トーマス教会はバッハがカントールを務めた教会で、バッハが眠っています。若きクララとローベルトは聖トーマス教会の直ぐ側のヴィーク家で同居していて、ここで「心のデート」をしたのでした(→詳細)。
この写真は教会の正面入口です。この日の3時からコンサートがあり、1時間以上前から人が並んでいます。
ここから教会を反時計回りに一周してみましょう。教会右手の道で、この画面右端(右側の建物)にバッハ博物館があります。また正面に見えている広場にはバッハの像があります。
広場に出ると、有名なバッハの像があり、多くの人が記念写真を撮っていました。
バッハを見上げて...
聖トーマス教会の塔です。とても大きな教会なので、バッハの像のある広場からでは全体を写す事が出来ません。
聖トーマス教会の裏側です。広い広場があって、多くの人で賑わっていました。この写真を撮っているカメラマンの右後にはライプツィヒ中心部のマルクト広場があります。
聖トーマス教会の北側です。こちらには大きな広場があるので、全体像を写す事が出来ました。
突然ですが、クララの肖像画を。この日、午後3時から聖トーマス教会でゲヴァントハウスの団員によるコンサートがあったのですが、それまで時間が少しあったので先にバッハ博物館に行きました。そこにヴィルヘルム・ヘンゼルの描いたクララの肖像画のコピーが飾られていました。オリジナルはベルリンの美術館にあるそうです。この肖像画も書籍類には印刷されておらず、あるCDの解説書に掲載されているのみです。私はこの絵に会いたくてヴィルヘルム・ヘンゼルの画集も買ったのですが、残念ながらクララは掲載されていませんでした。
ヴィルヘルム・ヘンゼルとは、ファニー・ヘンゼル=メンデルスゾーンの旦那で、ファニーはフェリックス・メンデルスゾーンの姉です。メンデルスゾーン家とシューマン家には深い親交がありました。
コンサートの開始時間間際になって教会内部に行くと、既にほぼ満席の状態でした。正面に加えて、右側(写っていません)にも大きなパイプオルガンがあります。
バッハが眠る祭壇側にも観客が座っています。
ここにバッハが眠っています。花が絶える事がありません。


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